日文科所属阿部担による日記

98年生まれのジャニオタによるブログ。阿部担です。

滝沢歌舞伎はテーマパーク。

どうもこんにちは、22歳、日文科に所属する阿部担の滝沢歌舞伎鑑賞日記です。

2020年12月4日に公開された

滝沢歌舞伎 The Movie 2020」についての感想を独り言の垂れ流し感覚で書いていきたいと思います。

 

映画は5回鑑賞。何度見ても新たに気づくことがありました。見れば見るほど、滝沢歌舞伎が私の中でより大きな作品になっていきました。

タイトルにもした通り、滝沢歌舞伎は私にとってテーマパークのような存在です。

夢の国のように、その場所に行けば、その世界に浸れる。滝沢歌舞伎を見れば、滝沢歌舞伎の世界に浸れる。

 


見る場所が多くて目が忙しくて、でも結局阿部くんを見ちゃうんだけど、色んな人(SnowManのメンバー以外にも)の良さも目にすることができて、毎回楽しかった!

このブログ、長いです。もうほとんど独り言垂れ流しのようなものです。あと、ふざけた表現も度々入っています。優しい目でみてね…

どうしても文にしておきたくて、今回これを書いています。

 

 

 

オープニング

最初は正直ちょっとよくわかんないけど、多分みんな"僕だけしか知らない未来都市"に誘う道化師なのかなと思う。空母に乗ったら滝沢歌舞伎のあのオープニング曲、女性のハミングが流れて、そこで気持ちが一気に滝沢歌舞伎になる。ミステリアスなあのハミング、すごく好き。

そこから、小田くんの「僕だけしか知らない未来…都市…?」があって、未来都市の大きな建物が光って、小田くんがハッとした瞬間に「ひらりと桜」のイントロ!

 


「ひらりと桜」

こんな神曲ある?ってくらい神曲。小田くんと女の子が海に飛び込んで水しぶきが上がったのと同じように大量の桜の花びらがステージ上に降るあの演出すごく好き。滝沢歌舞伎が始まった!!ってなる。ピンクのオーガンジーに身を包んで、ひらりとどころか踊るように舞う桜のように華やかに踊るSnowManたち。鳥肌止まらないの。この鳥肌は、どんなライブでも再現できないと思う。滝沢歌舞伎の舞台だからこそのものだって思う。

"さくらの花びらは散るのではなく、舞う。"2019にそう言っていたことが、まさに体現されていると思う。本当に大好きな演目…CD出して…

 


「九剣士」

殺陣は本当に個性が出る。

はじめの康二の目の使い方、本当に上手くて、背筋がピンとするくらい。普段の康二からは考えられないような張り詰めた目線や雰囲気が、1番手に選ばれた理由なのかなと感じた。

私が特に印象に残った殺陣は、阿部、佐久間、宮舘、渡辺。阿部くんは手足の長さで立ち回りしにくい部分あるはずなのに、それを感じさせない豪快な殺陣。普段華奢に見えるのに、殺陣の時は普段より身体が大きく見えるし、大胆な立ち回りがとにかく好き。佐久間は二刀流がもはや二次元。さっくんだからこその俊敏さと、二つの刀を使いこなす器用さがめちゃくちゃ合ってる。舘さんは、とにかく上手い。ダントツで上手い。筋肉がしっかりあるから、止めるところはピタッと止めるし、相手を、斬るときの刃の向きや通り道もすっごく美しい。翔太は、上手いというよりかは印象的な殺陣だなって感じた。小回りが効くというか、器用で無駄な動きをしなくて、近道近道を通ってるような刃の通り道。

殺陣って斬られる方が実は難しくて、表情とかタイミングとか、色々あるんだけど、IMPACTorsはみんな斬られ方上手い!って思った。特に基くんとみなとくん。

あれだけの人数の斬られ方覚えるの、すっごく大変だっただろうな…

あと、ラストの阿部くんの息荒いのと舌打ちは何度見ても好きでした。

 


「変面」

前回に引き続き岩本向井目黒。

映画だから鮮明に見えるし、そういう場での変面ってさらに緊張感あっただろうなと思った。

私、メンバーはもちろんなんだけど、変面の時のバレエダンサーの衣装も振り付けもすごく好きで。

ミステリアスな表情、アジア感のある振り付け、何もかも好み。特に、ひーくんとのタイミングが最高で、バレエダンサーがひーくんの前に手を出したときにお面が変わるところ、かっこよくてすごく好き。

康二もめめも、前回よりは少し余裕のある雰囲気で、一つ一つの動きが堂々としてたなと感じた。

 


「Maybe」

間違いなく好きな演目。天才的な選出。

そもそも曲がいい。そして、「いつも重さ計りながら疑ってきた愛 古い傷口の痛みがそうさせてきたけど」を歌う阿部亮平が良い!!!!!あまり多くを語りたくないくらい好きです。

比較的声が高い阿部、深澤にすごく合う曲。ラウールの即興のダンスに胸打たれる。ROTで、「年齢はただの記号。この年齢だからこの表現はできないと思ってほしくない」という強い言葉があったけど、Maybeのダンスを見て本当にそうだと思った。

歌詞の意味、あべふかの声の相性、二人の切ない表情、そしてラウールの力強い一度きりのダンスが合わさった奇跡の演目だと思う。

 


「My Friend」

舘さんが凄すぎない?更に進化してない?シルク・ド・ソレイユの方ですか!?!?翔太越しの舘さん。くるくる回る舘さん、おれは舘さんが好きだよ…めちゃくちゃ好きだ…と思った演目です。ガチです。翔太ごめん。正直舘さんを見入っちゃって、全然歌真剣に聴けてないです。

でも、江戸川出身の幼馴染同士だからこその雰囲気、My Friendなのかなと、エモくなるよね。

最後の翔太の表情、どんな気持ち?

 


「Suite」

もうね、めっちゃ好きで見てるだけで最初のバレエダンサーの振り付け覚えたくらい。(バレエ15年ほどやってた。)SnowManがまだ出てなくて、最初のバレエダンサー、道化師、バトントワラー、シンクロの人のところだけでもうすでに好き。音楽も盛大で、さらに進化した印象。組曲、基本的に振り付け変わってないと思うんだけど、みんなそれぞれすごく上手くなっててびっくりした。もちろん私は阿部くんばかり見てたわけだけど、阿部くん本当にダンス上手くなった…前ももちろん上手かったんだけど、体を大きく支えてるし、硬さがない!手足の長い身体を十分に、柔軟に使えてて、メリハリがついてる!!組曲映えするなぁ…と思ってた。

土砂降りの中あれだけ踊るの、死ぬのでは?っていう気持ちでいっぱいなんだけど、それでも力強く踊る彼らに心震えないものはいないでしょう、、

 


五条大橋

大好きでたまらない演目。今回語り手はさっくん

てか滝沢くん、本当に義経伝説好きだよねぇ。

1回目は誰が弁慶と牛若丸をやるかしらない状態で行ったし、その時は2018未履修だったから、まさかの弁慶に照、牛若丸にさっくんがきたから驚いた。

(ちなみに、映画観た後に滝沢くん主演の滝沢歌舞伎をもっと知りたくなって2018購入しました)

なんだこれめちゃくちゃ似合う!照!?似合う!

っていうのが最初弁慶姿の照見た時の感想。

牛若丸だれだ…すっごく軽やか。というかさっくん、語り手うますぎない?私今アニメ見てる?って思ったくらい。

からのまさかの牛若丸はさっくん!美しい!

「時の架け橋」の歌が恋しくなったのは事実なんだけど、今回の五条大橋も、すごく好きになっちゃった。

これまで、日本史とか全然興味ない。同じ名前とか多いし。世界史の方が面白い。義経って名前聞いたことあるけど何した人?って思ってたのに、初めて義経について知りたいと思った。

 


「腹筋太鼓」

最初の、上裸の男たちの雄叫び合い、思った以上に長くて、どうしようかと思った。何を見させられているの…?アチィ男たち。阿部くんの上裸ってなんだか見ちゃいけないものみたいに感じる。みんな筋肉すごいなぁ。ひーくんと舘さん。あとは新くんのことも見てた。頑張ってる……

ぶん回される上3人、特に康二のことめちゃくちゃ心配になりましたあれ大丈夫ですか!?最後まわしすぎじゃない!?!?って毎回心配過保護オタクになってしまった。アセアセ

 


「Make It Hot」

腹筋太鼓の後のメキホのアツさたるや。腹筋太鼓で最高潮まであげた熱が冷めないままメキホに入る流れが良い。カメラワークが映画ならでは。激しい曲だからカメラの切り替えも早いんだけど、それぞれの表情が見れて良い。席結構前で見てると、カメラワーク早くて目が追いつかなかったから、DVDがでたら、ぜひ0.5倍速くらいにして観たいなって思ってます。

というか、みんなダンスパワーアップしてる。

 


「Crazy F-R-E-S-H Beat」

PVと同じ白背景、黒のセットアップ、かと思いきや結構違う!歌舞伎だけど、CFBはそれぞれ髪色黒髪以外だったりしたのが新鮮だった!

カメラワークも映画だからこそで新鮮。PVは9人のダンス、展開されるフォーメーションメインという感じだったけど、映画ではそれぞれのソロパートがより目立つ感じのカメラワークだった!

PVの時のCFBもめっちゃ好きだし、あんな難しいダンスそれぞれ本当にうまいな…って思ってたんだけど、今回の映画ver.みて、本当にびっくりした。特にめめ、こじ、らう!

ラウールは上手いけど、ラウールのダンスの特徴がかなりあって、良くも悪くもクセがあるなって思ってたのね。そしたら今回のver.は、らうるの個性がありながらも、SnowManに馴染んでてめちゃくちゃ綺麗に見えたの。元からダンスあんなに上手いのに、更に進化し続けてるんだなって感じた。

康二は、うーらったったらっのところの脚の動きがめちゃくちゃ上手くなってる!!!!

めめも、同じようにそこの脚の動きもそうだし、ラウルと同じようにダンスがSnowManにより馴染んでる感じがした。

てかね、みんな上手くなってた…阿部くんも更に上手くなってて、CFBのダンスって、より成長が見えるなぁと感じました。

 


「Black Gold」

いやぁもうめっちゃ好きなのよ。

特にね、だてさんのパートが好き!普段寡黙なだてさんが、ああいうパートを歌うというのはいいよね。それに結構長めのパートだったし、何度でも観たいなって思っちゃうくらいに好き。

それぞれ好きなんだけど、阿部くんが飛び出してくるときに、思った以上に脚パーン!って上にあげて蹴りながら?出てくるでしょ、あそこすごいよね

あんなに足上がるの!?キッシンで鍛えられたのかな!?めちゃくちゃかっこいい…って思った。

フェンス越しなの悔しいくらいにかっこいい阿部くん。もっとはっきり顔見たいのが正直な気持ちだったけど、それでもかっこいい阿部くんでした。

最後のダンスもYouTubeに上がってるけど、ほんっとにかっこいいよね。細かい動きが難しそう。首の動きとか。これでもまた阿部くんダンス上手くなってる!って感じた。

みんな元々すんごいレベルにいるのに、それぞれ成長してる、し続けてる、感動してしまいました…

 


「五右衛門ZERO」

私が歌舞伎というものにハマるきっかけを与えてくれた演目の一つ。そもそも私は歌舞伎はさっぱり。世界史専攻だったから日本史もさっぱり。江戸時代もよくわからない、そもそも五右衛門ってヒーローなの?悪者なの?ってところから始まりました。ちなみに2019はDVDで履修済みだったけど、特にそんなに疑問に思うこともなく、ただ、すごいなぁと思うだけで鑑賞してました。もっと知りたい!って思ったのは、今回の映画を見てから。

五右衛門は大泥棒。でも人気者!いわゆる現代でいうルパンなのかなというのが私の印象。伸び切った髪は大泥棒を表す。

ちなみに私は最初、五右衛門がヒーローで、緑の人たち(ふっかさんとからうる)は、悪者なのかと思ってた。ふっかさんとらうるの衣装にドクロ描いてあるし…

まぁでも物語の視点的には大泥棒だけど五右衛門はヒーローなのかなと。(無知ながらのコメント)

ひーくん、あれだけの衣装やかつらをつけてあんなに動き回るのは至難の業だし、いくらジャニーズがなんでもできる!!スタンスとは言え、歌舞伎をやるって本当にすごいことなんだなと、調べれば調べるほど実感した。

ちなみになんだけど、今のご時世厳しいからなかったけど、「イワモトォ!」「ンむかい!」「ラウルゥ」とかあったじゃないですか、あれめちゃくちゃ応援上映でやりたいなって思いました。

だてさんとひーくんの刀投げも圧巻。どないな距離?

私、殺陣をやっているので刀の重さとか大きさとか、一応わかるけど、あれをあの距離投げてピンポイントで受け取るって、何度見てもわからない、すごすぎる。

 


「男と女の舞」

本当に、本当に好きな演目。これこそが、本当のきっかけ。五右衛門同様、2019を履修済みだったけど、こんなに真剣に歌舞伎について知りたいと思ったのは今回の映画を見てから。2019は、ただ美しい…と思いながら見てました。

今回の映画で、私の担当、阿部くんの遊女姿と、その相手役を務めるめめの舞を見て、これはどういう身分で、どういう状況で、どんな背景を持った二人なんだろうと知りたくなり、そこから江戸時代の「遊女」そして江戸の遊郭であった「吉原」に興味を持ち、1回目の滝沢歌舞伎を観た後にすぐさま本屋に行き、歌舞伎の本と吉原遊女についての本を購入。とりあえず吉原遊女についての本を家帰ってすぐ読んだ。最近読書捗ってなかったのに、ひっさびさにすぐに読み切った。吉原、そして遊女について知り、そして吉原が繁栄していた時代、江戸時代について、もっともっと知りたくなり、今となっては江戸に関する本を読み漁ってる。日文科に所属していて、元々平安時代の貴族文学が好きだった私ですが、これまで俗っぽい江戸は全く興味なかったのに、最近はもっぱら江戸時代。新しい学びのきっかけをくれて、ありがとう滝沢歌舞伎

まぁそれは置いといて、とにかく遊女について、歌舞伎について、江戸時代について学んだ後に見た「男と女の舞」の面白さたるや。Twitter上でも様々な考察がされているけど、私自身も自分で本を読んで得た知識をもとに、舞をする登場人物たちの背景などを考えながら見たりすると本当に面白さに奥行きができた。

阿部くんを遊女に抜擢したのは誰!?滝沢くんかな!?

本当にありがとうございます…

2019に増して色気があって、めめとの身長差もよくて、本当に素敵でした…

佐久間姫も、姫ならではの丁寧な踊り、指先までしっかりした上品な踊りだったし、翔太との舞はなんだか切ない感じがした。

女形の二人は、遊女と姫で本当に踊り方が違ったし、見ていてすごく面白かった…

阿部くんがめめの胸に手を置いた時、めめは阿部くんの頬に手を添えていて、その手の位置で、二人の気持ちのすれ違いがわかるような気がしました。

切ない、男と女の舞でした…

本当に大好きな演目です。

もう一度言います、新しい学びのきっかけを与えてくれてありがとう!!!

 


「花鳥風月」

2019から大好きなの!!!!今回映画の花鳥風月は、衣装がモノクロで、首筋などにそれぞれタトゥーのようなものをしていて、動くたびにひらひらする軽めの衣装だった。それがめちゃくちゃ良くて!

もちろん2019の、歌舞伎の衣装のまま踊る花鳥風月がものすごく好きだったんだけど、見れば見るほど今回の花鳥風月も大好きになった。

阿部くん、ダンス最高すぎない!?阿部くんは特に、ああいうコンテンポラリー系のダンスがものすごく映えるんだなって感じた。長い手足に、程よく筋肉のついた肩周り、そのスタイルで大きく踊る阿部くんがめちゃくちゃ良くて。右手を右横、または右上に伸ばすときにチラッと見える肌だったり、手先の美しさ、大胆だけど美しい踊りに釘付けだった。ダンスはなるべく全員の見たい!っていうのがいつもの私だけど、花鳥風月に関してはどうしても阿部くんをずっっっと目で追ってしまった。

あと、歌が本当にいいのでCD出してください。

滝沢歌舞伎のサントラ、めちゃくちゃ待望です。

 

 

 

 


鼠小僧については、また別の記事を出します!

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!